人間に我慢の限界って言うものがあるように、吸血鬼にも限界って言うものがあるんだ。(刹那)/リクエスト企画

タイトル/台詞リクエスト企画でご応募いただいたお話。
タイトルリクエストで、『人間に我慢の限界って言うものがあるように、吸血鬼にも限界って言うものがあるんだ。』でした。
同じ企画内で別で書かせてもらってた『真紅色の恋心』の続きで、とのことだったのでそのように書いてます。

異種族間恋愛っていいよね…特にこういう、補食する側とされる側だとなお良し。
補食する側＝ヒロインは、される側＝刹那を傷付けたくないし、だからと言って別のニンゲンを襲うのも気が引ける。刹那にやめるよう要請されてるってのもありますが、言われなくても自発的にニンゲンの血を吸うのやめた気がする。
刹那側は、あんまり人間に被害が及ぶとヒロインを討伐しなきゃならなくなるし、だからと言って血を吸うなでは死ねと同義だから、自分の血をあげればいいじゃん、てな感じ。
互いを思い遣る互いの思惑が矛盾するから、あちらを立てればこちらが立たぬ、なややこしい関係。
が、ヒロインの空腹で少し進展するお話。
結局、ヒロインが刹那の血を吸ったかどうかはご想像にお任せします。

リクエストありがとうございました！